オーバーヘッドプレスでの腰痛・棘突起の痛み【ウエイトトレーニング】

昨年の10月頃からジムに通ってトレーニングしているのですが、筋トレで腰を痛めてしまったので、その原因についての考察と治るまで経過について書いてみたいと思います。

オーバーヘッドプレスとは

オーバーヘッドプレスとは立った状態で、バーベルを胸の前で担ぎ、その後真上に挙上する動作を行うトレーニング方法です。主に三角筋、上腕三頭筋、僧帽筋などに刺激が入り、直立した姿勢を維持するために腹筋背筋も同時に鍛えられます。

オーバーヘッドプレス

重量を上げていくと腰に中央に痛みが

もともと肩のトレーニングでは座位でのダンベルショルダープレスを行っていたのですが、YouTubeでオーバーヘッドプレスの紹介動画みて、やってみようと思いました。

最初の何回かのトレーニングでは軽めの重量でトレーニングを行い、徐々に重量を上げていきました。軽い重量では問題なかったのですが、重量を上げると、腰の中央に違和感がありました。その日のトレーニングはそこで中止し、ストレッチで腰を反らした際に腰の中央部に痛みを感じました。

いつもとは違う腰痛

もともと私は腰痛、股関節痛の既往歴があり、右の大腰筋と小殿筋に慢性的な硬さがあるのですが、今回はそれらの痛みとは異なる腰の痛みでした。

上の写真は腰骨を背中側から見た模型です。腰を反らすと赤丸周辺に痛みがあり、突起部分を押しても痛みがあります。症状から棘間靭帯、棘上靭帯、棘間筋等の損傷と考えられます。

骨の写真だけを見るとスカスカですが、突起と突起の間には靭帯や筋肉がビッシリと詰まっているので、急に無理な力が加わると、伸ばされたり、挟まれたりして損傷されます。組織が損傷されると炎症が起き、痛みを感じる神経が過敏になるため、通常の動作や、少し押すだけでも痛みを感じるようになります。

なぜオーバーヘッドプレスで腰痛が起きたか

直接の原因

腰椎に荷重した状態で過伸展したため、棘突起間の組織が挟まれたためだと考えられます。

ストレッチ等での腰反らしでは、自分の体重以上の負荷がかからないので、このような痛みが起きることはめったにありませんが、バーベルを使ったトレーニングであったため、関節が耐えられる以上の負荷がかかってしまったのでしょう。

ここまでひどくはないと思いますが、写真に近い状態になっていたと思います。

腕は真上に上がっていますが、肩関節がしっかり上に開いていないため、代償運動で腰が反らされることになります。胸椎はほとんど動きませんので、全ての負荷が腰椎にかかります。

腰に負担のかかるフォームになってしまった原因

肩関節の可動域が狭い為、腰椎を伸展させずに、腕を真上にもっていくフォームを取ることが困難でした。

自慢ではありませんが、子供の頃から全身の関節が硬く、可動域が狭いです。少なくとも正しいフォームをとれるレベルまで体を柔らかくしないと、重量を上げたトレーニングは危険でした。

現在は座位でのダンベルショルダープレス行っています。オーバーヘッドプレスと同じようなトレーニングですが、座って行い背もたれがあるため、腰椎に負担がかからずにトレーニングできます。欠点としては、体幹のトレーニングにならないことと、ダンベルのため、バーベルよりも重量が落ちてしまうことが挙げられます。

痛みの経過

背屈時の痛みは1週間、違和感が完全になくなるまでに2週間ほどかかりました。この間恐る恐るではありましたが、腰椎に負荷のかかる種目は除いたトレーニングや、トレッドミルなどは、ほぼ毎日行っていました。

棘突起付近の痛みに対する鍼治療について

直接損傷された部位は靭帯だと思われますが、痛みや炎症があると周囲の筋肉に影響し、緊張が起こります。緊張が起こると血行不良が起き、損傷部位の治癒に悪影響があり、2次災害的に筋緊張が原因の腰痛になりかねません。

鍼治療で損傷部位付近に直接刺鍼することで、炎症の抑制、痛みの軽減により、治癒までの期間が短縮されます。

ということは、わかっているんですが、ほっておいてもすぐに良くなると思い、3日くらいは何もせずにいました。

放置しても、あまり症状が改善しないため、棘突起周辺に鍼を打ってみました。

やはり、棘突起周辺の筋に緊張があり、強い得気がありました。普段この辺りに鍼を打っても何も感じませんが、今回は症状があるためズキンとした痛みをかんじます。1日おきで3回ほど刺鍼したところほとんど痛みがなくなり、背屈時の違和感が残る程度にまで回復しました。

私は筋肉や関節を痛めやすい体質なので、比較的強度の高い運動を継続的に行うために鍼治療が役に立ちます。

再発防止策

とりあえず、バーベルでのオーバーヘッドプレスは止める。

肩の関節可動域を広げるストレッチを増やす。

腰を背屈させすぎない状態で、腕を真上に挙げられるようになるまで、可動域が広がったら、オーバーヘッドプレスを再開。

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