神輿

【天神さん夏祭り】神輿担いできました

7月24日、25日に松江白潟天満宮の例大祭があり、 初日の神輿の渡御に参加してまいりました。

私が松江に来る前は毎年神輿を担いでいたので、松江でも担がせてもらえるお祭りはないかとネットで検索していたところ、天神さんの夏祭りの担ぎ手募集を発見しました。

http://tenjin-mikoshi.com/index.html

なんと、祭りの衣装(半纏、ズボン、帯、足袋、鉢巻)は全て貸し出していただけるとのことで、手ぶらでの参加が可能でした。肌の上に半纏を羽織るだけなので、ダボシャツ等も不要でした。参加費はクリーニング代保険代で1000円。途中で軽食やお酒、お茶なども出るので、本当に1000円だけ握りしめていけば後は何もいらないといった感じです。


一般的に神輿の参加へのハードルは少し高いように感じます。なぜなら、少し興味があったとしても、どのように参加したらいいのか分かりにくかったり、その神輿の関係者との繋がりがないと参加できなかったりします。また、参加する祭りのドレスコードに合う衣装を各自で調達する必要があります。ちょっと興味がある程度では、一式買いそろえて参加するのはハードルが高いです。

この参加へのハードルに関して、松江の天神祭りではとても参加しやすいシステムになっています。天神祭りの専用ホームページには、祭りの歴史や、近年の様子の動画なども掲載されており、知らない人にも十分に魅力を伝えられる内容となっています。また、参加の申し込みに関してもホームページの申し込みフォームから応募できるようになっています。祭りの衣装に関しても、全て貸し出しになっており、使ったものもその場で返却なので、手間も一切かかりません。

私は参加することができませんでしたが、事前の練習会も開催されているようでした。

実際に担ぐ際には、4色にチーム分けをして、それぞれのチームごとに担ぐエリアを分担するやり方でした。担ぐエリアに関しては休憩ごとにローテーションしているので、参加者全員がすべてのポジションを担ぐことになります。

渡御中の担ぎ手の交代は、先頭から新しい担ぎ手が入り、全員が少しずつずれて、最後尾の人が抜けていくという、ところてん方式でした。

担ぐエリアも神輿への入り方も決まっているので、初めての人でも安心して、たくさん神輿に入ることができます。また、抜けるタイミングを失ってしまい、延々と担ぎ続けてぶっ倒れる心配もありません。

渡御中の様子
鉢巻でチーム分けされた、担ぎ手たち

ソイヤッ!サー!ソイヤッ!サー!という掛け声に合わせて、神輿を運んでいきます。

ホームページには江戸前担ぎと書かれていましたが、渡御の前半は殆ど平行移動で神輿の上下がありません。それもそのはず、かなりのハイペースで神輿を運ぶため、ステップを踏んでいる余裕が全くないのです。要所要所で神輿を揺さぶる場面や、神社付近の露店が連なった狭いエリアでは、神輿のスピードも落ちて、江戸前のステップで担ぐことができました。

渡御中の様子

島根県は生産年齢人口数が全国ワースト1位だそうです。それでもたくさんの威勢の良い若い人が祭りに参加されている様子を見ると、少しほっとした気持ちになります。

また島根県の外国人増加率は全国一位ということで、祭りの参加者にも様々な人種の方が参加されていました。

神輿という伝統的な行事ではありますが、工夫して広く参加者を募ることで、人口減少や高齢化を感じさせないくらいにエネルギッシュな祭りでした!

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47193780Q9A710C1LC0000/

今年一発目の神輿だったため、この記事を書いている今日は神輿から4日が経過しているのですが、いまだに全身筋肉痛です。

普段運動されてない方は、なおさら体にダメージがあると思います。神輿で痛めた体は北京堂で癒しましょう!笑

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